いつも性育アカデミー協会のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
「性教育」をテーマにたくさんのお母さんとお話をしていると、「学校が性教育をすればいいじゃないですか……」「性教育って学校でしてくれるものでしょ?」「学校で性教育をしてほしいです」ということもよく耳にします。
けれども……
ほんとうに、学校で聞いてきても大丈夫ですか??
あなたに無邪気に質問しちゃいますよ?!
さて今日は、「たとえ学校で性教育があっても、やはり家で『しつける』性教育は大切なのです」というお話です。
あなたの考え方のヒントになれば幸いです。
子どもに質問をされたら、どう答えますか?
お母さん、セックスってしってる?
お母さん、コンドームってどこで買えるの?
お母さんとお父さんて、いつセックスしてわたしが産まれたの?
わたしも、お母さんのまたのあいだから産まれたの?
なんとなく心がざわつく……
なんとなく恥ずかしい……
だから……
「知らんわ」「お母さんあんまりよく覚えてないわ」といいますか?
もちろん、お母さんに聞けない子どももいるでしょう。
それはなぜかというと、お家では「その話」はタブーという雰囲気を子どもは知っているからです。
お父さんとお母さんの雰囲気を、子どもは解っています。
「性」にタブー感を持っているところや隠しているところは、子どもには伝わっていたりするものです。
「健全に隠す」のと、「怖れから隠す」のとは違う
プライベートゾーンの考えを知っている子どもは、「健全に隠す」をするでしょう。
けれども、「この話をするとよくないから」と漠然とした不安や「この話をすると怒られるから」といって「隠す」ことと、「健全に隠す」は全く違います。
不安や怖れから「性を隠す」となると、こそこそと性の情報を探すようになり、AVや、望まない性情報を入れることになります。
これほどインターネットで外の世界と簡単につながることができる世の中なのです。
子ども達が、あなたの全く知らない世界を持っていていも不思議ではありません。
そして、「性情報」は、ありとあらゆる手段でインターネットの世界に溢れています。
あなたもご存知のように、そこから犯罪に巻き込まれることは、紙一重です。
それでも……誰かに任せますか?
性の情報ですら、簡単に手に入ります。
しかも、ファンタジーの世界に埋没した間違った「性」の情報を、手に入れるでしょう。
それでも……誰かに任せますか?
私たちは、性教育を「しつける」ものだと考えます。
お家から外にでても、外の社会で困らないようにするための智慧
そして、性教育は年齢別に伝えることが違いますから、「し続ける」必要があるものだからです。
たとえ学校で性教育がなされていても、その後の「家庭教育」は大切です。
数回の授業で終わり、ではなく、「し続ける」ために。
だからお母さんも、性の知識を、しっかり育んでいきましょう!
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